• ポイントキャンペーン

真理のための闘争―中島義道の哲学課外授業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309245874
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

目次

第1部 実践篇(先生、私、何も知らなかったのです;私の初動ミスです、お詫びします;おいでいただければ、ご説明いたします;おいでいただいても、お目にかかることはありません;逆に、先生に損害賠償を請求することもできます;先生の連続講義を中断します)
第2部 理論篇(理性の公的使用と私的使用;哲学の学校概念と世界概念;根源的自我と寄生的自我;自由な投企と責任;幾何学的精神と繊細な精神;真実の重み)

著者等紹介

中島義道[ナカジマヨシミチ]
1946年生まれ。哲学塾カント主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ichiro-k

19
過去の経験(総務人事)上、99%のクレームは「気晴らし・ゆすり・たかり」の言いがかり的な輩からである。したがって、「輩」対策として、二流弁護士との顧問契約、小手先(逃げ)のクレーム処理マニュアルの作成(盗聴あり)警察官の天下り先の防犯協会への加盟、企業の手間(時間)を省く外部の業務委託(お客様相談室の設置)等々、とリスク回避していた。 当時、トンデモナイ輩を相手にしていると、課員達のルーティン業務が滞る。それが輩の狙い。 こうした会社組織の論理を知りつつ読むと無意味なパラドックス問題より実感がある。 2012/04/06

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

18
詰めが甘い!と思ってしまう私は性悪なんでしょうか?本にするなら徹底的に夕日カルチャーセンターをボコボコにして欲しかった。作者の哲学者としてのプライドがなんだかなぁ〜逆に面白く無くしてると思う。それこそ金だけでは無くもっとカルチャーセンターの看板に傷を付ける哲学者ならではの方法はたくさんあると思うのだが。双方生活かかってるんだからなにごともなぁなぁでいいんじゃないかじゃなくて生活かかってるからこそ両者全身全霊、全力で戦って欲しかった。双方不完全燃焼で戦いが終わっでしまった感が否めない。うむむ。2016/09/12

なかたにか

2
中島哲学入門。気持ちは解るがムリ 笑。 生きるために飯を食うか、飯を食うために生きるか…(松山千春だったかなぁ…)そんな気分でした 笑。2013/04/20

hitomicompile

2
著者が体験した某カルチャーセンターでの一悶着を実例として、サルトル「自由な選択」やベルクソン「根源的自我」等の概念を読み解く。損得を考えずに自分がそのとき真実である、と心から思ったことに従うことの難しさ。真実であることを知りながら反対の行動をとった時に「自分は悪くない」とラクなほうに逃げるのではなく、その弱さを認め常に戦い、自分の責任で人生を選択していくことが誠実であることなんだと理解した。そのことを真剣に考えると、普通に仕事することが難しくなりそうで怖いが、しかしこの概念は忘れないようにしたい。2012/05/14

angelooo7

1
よくもまあ、こんな本を一冊の本として出そうと思ったなと、逆に感心してしまう。よくわからないが、これが作者なりの定言命法なのだろうか。2012/08/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4669524
  • ご注意事項