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内容説明
愛国者か裏切り者か?有名な「反日」活動家である著者は、「事実に基づいて、客観的に日本を見よう」と訴えるや、「中国最大の漢奸(国賊)」と呼ばれることになる―真の日中友好を目指し、彼は現在も活動を続けている。尖閣諸島問題はじめ「反日」運動の実態を語り、中国国内で出版を拒否された衝撃の告白書。
目次
第1章 故郷は日本に侵略された
第2章 残された戦争問題
第3章 歴史の解決は難しい
第4章 われわれの愛国活動
第5章 中国は日本を誤解している
第6章 中国と日本が手を握りあうとき
第7章 中日両国が共によくなるために
著者等紹介
王錦思[ワンジンスー]
1971年、吉林省徳恵市生まれ。メディア学専攻。現在、北京在住。満州事変勃発の日である九月一八日を全国的な記念日にしようという運動の提唱者。また、尖閣諸島問題をはじめ各種の「反日」運動を行っている。長春テレビ局勤務を経て、独立後、日中関係・日中戦争を研究し、新聞への寄稿や北京大学他での講演などにつとめる
孫秀萍[ソンシュウピン]
黒龍江省チチハル市生まれ。燕山大学工学部卒。1991年、来日。『留学生新聞』編集、『日本新華僑報』副編集長を経て、現在は特約記者として『環球時報』『世界新聞報』に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
増木貴史
0
政治的な反日が抗日と言ってますが、所詮反日ですよ。2015/05/09
kozawa
0
「意識の高い」ある中国人が日本について語った本。元々中国で出す予定だった本が「売れない」と本国で出せずに日本で出すことになった。日本向けに直してはいるが一部はやはり中国人向けの記述になっている。単なるいち中国人の独白という前提に立てばまともな本。翻訳者(来日中国人)が明らかな事実誤認を直したというけどそれでも気になる記述は多々あるけど、まぁそういうものだと思って読めばそれなりに面白く。2011/05/21