- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
「メディア論」のエッセンスをポップに詰め込み、一大ブームを巻き起こした預言者・マクルーハンの真髄。
著者等紹介
マクルーハン,マーシャル[マクルーハン,マーシャル][McLuhan,Marshall]
1911年7月21日カナダ、アルバータ州エドモントン生まれ。ケンブリッジ大学で英文学の博士号を取得。51年にアメリカ大衆文化のさまざまなトピックを軽快に取り上げ、社会における機械化の影響を論じた処女作『機械の花嫁』を発表。62年、口頭文化から活字文化への環境の変化が社会・文化に与えた影響を論じた『グーテンベルクの銀河系』にて、カナダ最高の文学賞である総督賞を受賞する。1980年12月31日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりん
4
4:マクルーハン生誕100年! 10年前に興味を持った本に、新装版で出会えた幸せ。SNS時代を語っているとしか思えない言葉が刺さる。■今日が“不安の時代”であるなら、その原因の大半は、今日の仕事を昨日の道具――つまり、昨日の概念で処理しようとする結果である。記録の銀行、ひとつの大きなゴシップ欄。われわれの新しい環境は、かかわり合いと参加を強制する。感覚比率が変わる時、人間も変わる。内容の如何にかかわらず送り手段としてのメディアそのものが、メッセージとして、それを受けとる受け手の人間を変えていくのである。2011/01/30
チャンス高岡
3
これを音楽化したレコードとCDを持っていまして。ポップなジャズにヘンテコな朗読、カットアップコラージュが炸裂してて面白くて大好きなんです。最後に本で読んでみたらコチラも視覚的なコラージュが多用されてて面白かったです。ネット時代の今でも有効なメディア論。2012/12/14
ダナヲ
2
今起きていることを、進んで熟慮する意思がある限り必然の運命ということは、絶対にない。膝をたたいたね!もう私たちは否応無しに互いに関わり合い、互いに相手に対して責任を持たされるようになった、とはあるけれども、その関わりなんて風の前の塵に同じなんじゃないの。ぺっぺっぺっ。2013/02/18
ミノル
1
メディアとは社会を形容する媒であるが、社会がメディアを変え、メディアの変化が社会を変化させる。2018/05/22
Satoru Moriaki
1
刺激的なる思想のスクラップ=anti book。巻末の訳者による解説に相当助けられた感はあるけども…。2014/01/13