内容説明
思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破する。白熱の語り下ろし五夜一〇時間インタヴュー。文学、藝術、革命を貫いて鳴り響く「戦いの轟き」とは何か。
目次
第1夜 文学の勝利(「焦慮は罪である」;誰の手下にもならなかったし、誰も手下にしなかった ほか)
第2夜 ルター、文学者ゆえに革命家(われわれは革命から来た;六つの革命 ほか)
第3夜 読め、母なる文盲の孤児よ―ムハンマドとハディージャの革命(「取りて読め、取りて読め、取りて読め」―“世界”の滅びのなかで;大革命と「カトリック対抗大革命」 ほか)
第4夜 われわれには見える―中世解釈者革命を超えて(一二世紀に革命が起きた―全ヨーロッパ革命の母なる革命が;一二世紀における資本制の胚胎 ほか)
第5夜 そして三八〇万年の永遠(ビニールのかわいらしいプールなのかもしれません;「世界は老いたり(Mundus senescit)」―終末幻想の長い歴史 ほか)
著者等紹介
佐々木中[ササキアタル]
1973年生。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、立教大学、東京医科歯科大学教養部非常勤講師。専攻は哲学、現代思想、理論宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」
zirou1984
白義
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ndj.