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出版社内容情報
数多いドゥルーズ論の中でも定評のある名著、待望の翻訳。哲学史の中にドゥルーズを位置づけ、その「非人間主義」をきわめる。
ピエール・モンテベロ[モンテベロ,P]
著・文・その他
大山 載吉[オオヤマ ノリヨシ]
翻訳
原 一樹[ハラ カズキ]
翻訳
内容説明
「唯一可能な解放は、人間を解放するこの非人間的平面へと這いあがることである」。ドゥルーズの思考を縦横無尽に駆け巡り、彼が創造した様々な概念を用いて仕上て上げられた美しい思考の織物。非人間の哲学としてドゥルーズをよみとくドゥルーズ論の決定版として名高い名著。
目次
第1章 内在のパラドックス:存在と思考、ヌースとピュシス(作用:可逆性)
第2章 一義性のパラドックス:一と多、存在と意味(作用:離接的総合)
第3章 共立性のパラドックス(「超越論的経験論」、「非人称的超越論的領野」、「処女懐胎」、「共立平面」)
第4章 自然のパラドックス:形式と実質、内容と表現(操作:二重分節)
第5章 器官なき身体(CsO)のパラドックス:生と死、苦行(精神/身体)、そして生産(生殖質/神霊)(中立化の実践)
第6章 美学のパラドックス:肉と宇宙(操作:図像)
第7章 即自的現われのパラドックス(操作:存在と現われ、光と意識との交差配列)
結論 哲学的絶対と諸々の錯覚
著者等紹介
大山載吉[オオヤマノリヨシ]
1975年生まれ。立教大学現代心理学部准教授
原一樹[ハラカズキ]
1976年生まれ。京都外国語大学外国語学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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