ハンバーガーの世紀

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309245096
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ハンバーガーはこうしてファストフードの王様となった! ハンバーガー誕生の物語から、チェーンストアの勃興、大量消費社会の到来まで、人々を虜にした極めて20世紀的な食べ物のすべて!

内容説明

移民の食べ物だったハンバーガーは、いかにして世界的なファストフードの王様となったのか?アメリカがもたらす豊かさの象徴としてノスタルジックな思いを喚起させる一方で、画一的で非人間的な資本主義の負の部分の象徴ともいわれるハンバーガー。標準化を追求したホワイト・キャッスルという元祖ハンバーガー・チェーンの誕生から、フランチャイズによって成功したマクドナルド、3大チェーンのバーガー戦争まで、20世紀の歴史を彩る政治や思想、経済、社会、文化をハンバーガーから読み解く。

目次

第1章 ハンバーガーの起源
第2章 ホワイト・キャッスルの誕生―標準化への飽くなき欲望
第3章 マクドナルドとレイ・クロック―フランチャイズの魔法
第4章 アメリカのシンボル―戦後の繁栄とハンバーガー文化
第5章 君臨するハンバーガー

著者等紹介

オザースキー,ジョシュ[オザースキー,ジョシュ][Ozersky,Josh]
アメリカ文化史家。食物史家

市川恵里[イチカワエリ]
1966年生まれ。早稲田大学第一文学部卒(英文学専修)。編集者を経て翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

3
今やファストフードの代表とも言えるハンバーガー.マクドナルドなどの資本が入ってきて,画一的なものという印象が強いかもしれないが,同時に豊かなアメリカの象徴でもある.2011/08/20

虎ボルタ

2
ハンバーガーの歴史は車社会の発展と共に。従い、それほど長い歴史があるわけでもなく、ハンバーガー万歳な内容でもなかった。食べなくなったもんなぁ。食べたいとも思わないし。2015/11/22

2
ハンバーガーを通じてアメリカ文化の歴史を追った本。食べ物としてのハンバーガーへの深すぎる愛情(というか愛着)と、良くも悪くもいろんなもの(画一化とか文化とかアメリカ人そのものとか)の象徴としてのハンバーガーへの複雑な思いが渦巻く、なんだかアップダウンの激しい印象。そして、表現がくどい。翻訳らしい、というべき?2014/02/22

印度 洋一郎

2
食の帝国主義の権化とも呼ばれる反面、地球上の多くの人々を惹きつけて止まないハンバーガー。そんな毀誉褒貶激しいハンバーガーの起源、歴史、そして産業としてのファストフード・チェーンの発達をコンパクトにまとめた一冊。軽妙な語り口でとても読み易かった。都市化、モータリゼーション、大量消費社会と相性の良い、すなわちアメリカにとてもマッチした食べ物だったのが、ここまで巨大な産業になった理由だ。元々は低所得の労働者向けのメニューだったのに、今では世界を席巻しているのだからスゴイ!2010/05/01

decuno

1
アメリカにおけるハンバーガーに関するいろんなことを歴史を通じて紹介している本。訳が悪いんかなんだか解らんが、大変読みにくかった。それにしてもホワイトキャッスルというマクドナルド以前に出来たハンバーガー屋の話なんかが大変興味深く感じた。今でも残ってるのねこの店。ぜひ一度でいいからいってみたいなあ2014/02/23

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