出版社内容情報
飲酒運転の被害で愛児ふたりを喪った母親の、悲しみを越えた闘い。マスコミ、遺族、法曹界の注目を集め、刑法改正に拍車をかけることになった感動の手記の新装版。
内容説明
ふたりの愛する娘を飲酒運転事故の被害で失った母親の、悲しみを越えた闘い。マスコミ、遺族、法曹界注目の書。刑法改正に拍車をかけた感動の手記、事故から10年目の新装版。
目次
1 まさかの大惨事
2 生きていくということ
3 家族とは
4 再発防止は可能か
5 二人の命が懲役四年
6 判決への抗議
7 被害に遭った者同士で
8 愛という深い絆
著者等紹介
井上郁美[イノウエイクミ]
1968年、アメリカ・カリフォルニア州生まれ。会社員。99年11月28日、家族旅行の帰りに東名高速道路を走行中、酒酔い運転の大型トラックに追突され、長女と次女を目の前で亡くす。その後、他の交通事故遺族らと全国で署名運動を展開し、「危険運転致死傷罪」の新設を伴う刑法改正の原動力となる。現在も、夫、事故後に生まれた4人の子供たちとともに飲酒運転撲滅のための活動を各地で続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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