内容説明
内気な人々はどのようにして病人にさせられたのか?巧みな広告戦略で普通の人々を精神疾患に仕立て上げ、恐ろしい向精神薬で巨利を貪ろうとする精神病産業の実像に迫る。
目次
第1章 心の問題か?脳の問題か?―不安をめぐる一〇〇年の闘い
第2章 感情が病状にされる―診断をめぐる闘争
第3章 内気は病気になった!―精神医療産業の決定的勝利
第4章 さあ、病気を売り込もう!―消費者に直接販売
第5章 反跳症候群―副作用と薬物依存の恐怖
第6章 プロザック帝国への反乱―立ち上がる人々
第7章 不安はどこへ行くのか?―感情を消された社会
著者等紹介
レーン,クリストファー[レーン,クリストファー][Lane,Christopher]
ノースウェスタン大学教授。グッゲンハイム基金特別研究員
寺西のぶ子[テラニシノブコ]
京都市生まれ。成蹊大学経済学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。