出版社内容情報
「『丸山眞男』をひっぱたきたい 希望は、戦争。」で論壇を震撼させた著者による、飽和するロスジェネ論を脱する時事評論集。
内容説明
「『丸山眞男』をひっぱたきたい―31歳、フリーター。希望は、戦争。」を発表し、論壇をビビらせた著者が記す、飽和するロスジェネ論を脱する時事評論集。
目次
第1章 それでもまだ、「希望は、戦争。」と言う(誰に、希望をつなぐのか;国はフリーターを「徴兵」し、イラクへ派遣して下さい;「経済合理性」が生んだ搾取の構造;格差論争、すれ違いの不幸;蟹工船は閉じた物語である;家族という「権利」を疑え)
第2章 時事評論「眼光紙背」―「世論」、「弱者」、「常識」(「世論」―過剰な批判を拒まぬ世論の中で;「弱者」―社会から黙殺される弱者の論旨;「常識」―常識をただ常識と問い質す力を)
第3章 アキバ事件と「論座」休刊を思う(加藤容疑者を嘲笑う資格が私たちにあるのか!?;アキバ殺人鬼が「英雄」になる日;なぜ「論座」は死んだのか)
著者等紹介
赤木智弘[アカギトモヒロ]
1975年、栃木県生まれ。フリーライター。月刊誌「論座」(朝日新聞社)に掲載された論文「『丸山眞男』をひっぱたきたい―31歳、フリーター。希望は、戦争。」(2007年1月号)でデビュー。以降、自身が主宰するウェブサイト「深夜のシマネコ」や雑誌等で、フリーター・ニート政策を始めとする社会問題に関して積極的な発言を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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