内容説明
数々の作戦行動で世界を震撼させた日本赤軍―そのリーダーがパレスチナへの熱い思いをこめつつ、創生から解散までの全軌跡を痛みとともにはじめてあきらかにした渾身の力編。
目次
日本赤軍の前史として―日本赤軍が生まれた時代(60年代‐70年)
パレスチナ アラブの戦場で(71年)
連合赤軍に対する態度(72年)
リッダ闘争(72年)
ドバイ闘争と第4次中東戦争(73年)
日本赤軍の誕生をめざして(74年)
日本赤軍としての闘い(75年)
77年5・30声明による転換―自己批判(76‐77年)
国際主義のとらえ返しとさらなる変革へ(78‐80年)
70年代総括から日本へ(80‐82年・イスラエルのベイルート侵略以前)
ベイルートは戦場―80年代の闘い
インティファーダとパレスチナ国家独立宣言―80年代のパレスチナ解放闘争
東欧・ソ連崩壊と私たち―人民革命党結成へ
世界史の転換期―グローバリズムの90年代
日本赤軍の解散