がん患者の心を救う―精神腫瘍医の現場から

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309244372
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0011

内容説明

多くのがん患者が心の悩みを有し、その必要性が叫ばれながら、日本にはまだ数十名しかいない、がん患者の心を専門に治療する医師―精神腫瘍医。その医師が見たがんと闘う患者と家族の記録。

目次

1章 なぜ心のケアが必要なのか?
2章 患者を苦しめる心の病
3章 精神腫瘍科の一日
4章 患者の悩みに一緒に向き合う
5章 第二の患者
6章 思うこと

著者等紹介

大西秀樹[オオニシヒデキ]
1986年、横浜市立大学医学部卒業。横浜市立大学医学部講師、神奈川県立がんセンター精神科部長を経て、埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授。がん患者と家族の精神的なケアを専門とする、国内でわずか数十人の精神腫瘍医の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

野川散歩

3
今週、大西先生のところを身内が受診することになり、精神腫瘍医という存在自体を今まで知らなかったので、少し前の出版物でしたが、一読してみました。がんは本当に手強い病気ですが、専門的知見をもった医師にお話しを聞いていただけたり、寄り添っていただけることは、本当に有り難いことです。 2015/04/19

さなだ

0
看図 精神腫瘍医とはなんぞや?がん患者の精神を診る医師のこと。ただ患者の辛い気持ちを傾聴するだけでなく、第三者として関わっていく姿に感銘を受けた。病気だけでも辛いのに心まで病んでしまう…不安・辛さ等色々な感情を吐き出せる場や聴いてくれるひとがいると救われる。こういう医師がもっと増えたらいいのにと思う。2010/05/31

アルゴン

0
★★★★  確かにがんというのは一大事ですから、相当なストレスになるんでしょうね。がんをみていく時には、からだだけではなく心も見ていかなければならないんですね。2010/10/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/111735
  • ご注意事項