内容説明
スポーツのルールはなぜ変わる?血液型性格学はなぜはやる?当たり前のことを立ち止まって考えてみたら―?日常的に出会う人間や社会の「ふしぎ」なことを論理と証拠にもとづいて考える、社会学的思考法とは。
目次
スポーツのルールはなぜ変わるのか―あるいはなぜ自国選手に不利に変わるように見えるのか
「血液型性格学」はなぜはやるのか―疑似科学を信じるメカニズム
統計的差別はありえないのか―3人の学生の会話
社会調査に関する断章
既発表文献の図表を使って「2次分析」をしよう―クロス集計表・相関行列などから多変量解析へ
マクロ・データから何がわかるか―生態学的虚偽の問題
社会学における合理的選択理論の意義
著者等紹介
木村邦博[キムラクニヒロ]
東北大学大学院文学研究科助教授。博士(文学)。1988年、東北大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学。専門は、社会学・行動科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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