内容説明
アドルノにとってベンヤミンとは、ベンヤミンにとってアドルノとは。二〇世紀における最も重要な思想家ふたりの出会いは何を生んだのか。ふたつの思想が生成し、火花を散らす、ベンヤミン論の決定版。
目次
第1部 ヴァルター・ベンヤミン論(ベンヤミン回想;ベンヤミンの特性描写;『ベルリンの幼年時代』 ほか)
第2部 ヴァルター・ベンヤミンへの手紙(一九三四年十二月十七日;一九三五年八月二日;一九三六年三月十八日 ほか)
一九九〇年版による増補(ベンヤミン解釈(断章)
オックスフォード、一九三四年十二月五日他
オックスフォード、一九三五年六月八日(アドルノのホルクハイマー宛書簡) ほか)
著者等紹介
大久保健治[オオクボケンジ]
1934年東京生まれ。1960年東京大学人文科学研究科修士課程修了。東京都立大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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