内容説明
オタクは悪くない！フランス人ジャーナリストが現代日本社会が生みだした新人種を鋭利に分析した話題の書。待望の日本語版。
目次
第１部 オタク社会のなかで（仮想現実人間の見る夢；オタク・ジャポニカ（語源；歴史）
母には内緒に、オタクへの道 ほか）
第２部 社会のなかのオタク（グループ主義対オタク主義；日本式母子愛；グループに生きる ほか）
第３部 オウムおたく教（オウムの子ら；麻原という父親；オウムとオタク文化 ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もるもる
4
どうしても負のデータをもって異質として紹介されてしまいがちなオタク文化。日本のダメなメディアを通すと、本来ターゲットにしているもの本質を語る前に、服装やら犯罪やらと結びつけてすぐネガティブな方向にもっていかれるのは残念である。この本はわりと偏見が少なかったと思う。2010/10/22
