目次
第1章 まとめの一粒―どんぐり理論と心理学の救済
第2章 グロウイング・ダウン―この世への降誕
第3章 両親の力という幻想
第4章 見えないものへの帰還
第5章 ESSE IS PERCIPI―あることと見られること
第6章 氏でも育ちでもなく―何か別のものを
第7章 三文小説と純粋なファンタジー
第8章 隠れみの
第9章 運命
第10章 悪の種子
第11章 平凡さについて
結び―方法論についてのノート
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ando Takenori
3
ドングリの理論のところはわかりやすかったが、他は回りくどい部分や伝わりにくく感じた部分があった。もっとシンプルであって欲しいところ。2015/05/16
qualia
3
閉館前に図書館に駆け込んで読み、返却した。一気に読むというより、時間をかけて読み進む読書。参考文献と本文を行き来しながら、原語が併記されたキーワードや文を書き抜いたり、また半身浴しながら、さまざまなシーンで読みすすめた。両親の力という幻想、ダイモンに気づくこと、グロウダウンすること。目次にも示されているそれらを確かめるように、確かなものにするために、じっくりと本文を読みすすめた。2009/06/25
37(ミナ)
2
「難解」「途中で挫折した」というレビューがたくさんついていることを承知の上で読み始めてみたら、なるほどその通りだった。とばしとばし、興味のある部分をつまむような形で読んだ。理学についての知識が十分にある人にとっては、非常に面白い本なのだと思う。同著者の、もう少し易しい本を読んでみたい。参考文献の中に面白そうな書籍がいくつもあったのは収穫だった。2019/04/12
つくしんぼ
2
『悩みぬく意味』の p33でreferされていたので興味をもって、図書館で借りてきた。読もうとトライしたが、読みにくく、理解できず、めくっただけで、断念! 2014/05/11
ろ~たす
2
趣旨はわかるんだけど、表現や語彙が難解で読み進めるのが大変。読みやすい部分と理解しにくい部分の差が大きく、後半は飛ばしながら読んでしまった。多くの例に基づく考察で、心理学からスピリチュアルへと昇華させていく感じ。自分の中に宿る魂と共に生きるダイモンの存在への気づき、生きることはグロウダウンすること。深い示唆に富んだ良書だと思う。もっと賢い人向けなんだろうなぁ(^^;2012/05/10