太平洋の旭日

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太平洋の旭日

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  • サイズ B6判/ページ数 326p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309241999
  • NDC分類 304
  • Cコード C0036

内容説明

新たな「環太平洋時代」の幕開けに、高らかにかかげる、二十一世紀への「人権思想」。

目次

民主化への道―夕暮れに鍋、ヤカンの抗議の音
和解の大統領―真実のみを話す誠実さと根気
大統領官邸の石炭の彫刻―「誠実」と「対話」の向こうに
血なまぐさい軍事政権から脱却―民衆の意志と力をどう結集したか
政治と宗教のあるべき関係―人間精神の向上をうながす宗教
権力の腐敗を正すものはなにか―政治家は公共に奉仕する存在
二十一世紀は人権の世紀―洋の東西を越え同じ価値観
第三世代の人権―内部に潜む悪をどう克服するか
人権と文化―自由の風土こそ花を咲かせる
環太平洋時代への展望―日本とチリの二十一世紀への交流〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロビン

19
1973年に始まり、15年以上も続いたピノチェト将軍による独裁政権を国民投票によって終わらせたエイルウィン前チリ共和国大統領と、池田創価学会名誉会長の対談集。民主主義、人権、環境問題と経済発展、核兵器廃絶、政治と宗教(これはキリスト教徒と仏法者の対話でもある)など多岐にわたって語り合われている。貧しい者、弱い者を常に心にかけるエイルウィン氏の「人生は、他者への奉仕である」「自己犠牲は、自己を生かすもっとも崇高な道」との高潔な言葉に感銘を受けた。チリは発展途上国かもしれないが、日本の政治家より遥かに立派だ。2021/10/18

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