出版社内容情報
ノーベル平和賞のジャーナリストがついに語る、闘いの記録! SNS時代の情報戦争にいかに立ち向かうか? フェイクや憎悪から世界を救うための熱き提言! 序文:アマル・クルーニー
著者情報
ジャーナリスト。CNNの東南アジア2支局の開設・運営などを経て、フィリピンのニュースサイト「ラップラー」を共同で創設。調査報道にもとづいた政権批判で世界的に注目される。2021年、ノーベル平和賞受賞。
内容説明
各界著名人・各紙誌絶賛!英国『ガーディアン』紙ブック・オブ・ザ・イヤー。「私の国で起きていることは、いずれ世界のほかの国でも起きる」ノーベル賞ジャーナリストの警告!!
目次
序章 透明な原子爆弾―(過去のなかのいま)この時を生きる
第1部 帰郷―権力、プレス、フィリピン 一九六三~二〇〇四年(黄金律―学ぶという選択をせよ;倫理規定―線を引け;信頼の速度―鎧を外せ;ジャーナリズムの使命―正直になれ)
第2部 フェイスブックの台頭、ラップラー、インターネットのブラックホール 二〇〇五~二〇一七年(ネットワーク効果―着実な一歩が重大な転機につながる;変化の波を起こす―チームを作ろう;友達の友達が民主主義を駄目にした―速くではなく、ゆっくり考えよう;法の支配が内部から崩れる仕組み―沈黙は共謀と同じ)
第3部 弾圧―逮捕、選挙、私たちの未来を懸けた戦い 二〇一八年~現在(無数の傷を生き延びて―善を信じよう;モンスターと戦うためにモンスターになるな―恐怖を受け入れよう;一線を死守する―殺されないかぎり、あなたは強くなれる;なぜファシズムが勝利をおさめつつあるのか―協力、協力、協力)
著者等紹介
レッサ,マリア[レッサ,マリア] [Ressa,Maria]
フィリピンのジャーナリスト。米国CNNのマニラ支局とジャカルタ支局の開設・運営などを経て、2012年にニュースサイト「ラップラー」を共同で創設。ロドリゴ・ドゥテルテ政権(当時)の強権政治に対して調査報道にもとづいた批判を行い、弾圧にも屈しない姿勢を貫いたことで世界的に注目される。2021年、ユネスコ/ギレルモ・カノ世界報道自由賞、ノーベル平和賞を受賞
竹田円[タケダマドカ]
翻訳家。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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