出版社内容情報
森羅万象に通じる稀代の思想家「ルドルフ・シュタイナー」とは何者なのか? 哲学者から神秘家へ…その生涯と思想構築の軌跡を辿る。
内容説明
「なぜ私たちは、生きているのか?」哲学者から神秘家へ。森羅万象に通じる稀代の哲学者は、現実の世界の先に何を見ていたのか。その生涯と思想構築の全貌に迫る。
目次
第1章 シュタイナーという思想家
第2章 シュタイナーの世界観
第3章 シュタイナーの生涯
第4章 『自由の哲学』
第5章 ニーチェとゲーテ
第6章 『神智学』
著者等紹介
中村昇[ナカムラノボル]
哲学研究者、中央大学文学部教授。1958年、長崎県佐世保市生まれ。中学・高校と小林秀雄の影響下で過ごす。浪人時代から二年間、土方巽のもとで暗黒舞踏家になる。大学院から、木田元に師事し哲学を学ぶ。中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程満期退学。言語や時間といった普遍的な問題から、落語と哲学の関係にいたるまで、ユニークな研究をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キョウ
3
シュタイナー教育と言う言葉でシュタイナー氏の事を知ることになり、書店に唯一あったこの本を手に取りました。とても興味深く読め、現在でも著名な方々とも交流があり、凄い時代だってのだろうと思いました。又時代にゆとりがあったのかなと感じました。神秘学徒についてはあまり触れられていなかってので、そちらは又読んで見たいと思いました。シュタイナーの事が知りたかったけれど、周りの事も勉強しなければ、なかなかシュタイナーに辿り着くのは難しそうです。とにかく哲学など勉強していない私には文体言葉が難しく文字を追っただけでました2022/12/24