内容説明
ヤリグマン『魔法』の世界をさらに大系化し分析した決定版。古代から中世、近世へと形をかえつつ継承され、今日再び分析的科学思考のアンチテーゼとして注目を集める魔術的思考―数秘術、黒魔術、悪魔礼拝、占星術、錬金術、カバラ、タロットなど―をめぐって、その論理と歴史、精神世界を考察。人間の思考のなかに依然として残る魔術的思考の原像を再現するイギリスの精神史家、ジャーナリスト、R・キャヴェンディッシュの好著。
目次
第1章 黒魔術師の世界
第2章 名前と数
第3章 カバラと魔力を帯びた名前
第4章 賢者の石と錬金薬液
第5章 占星術
第6章 儀式的魔術
第7章 悪魔礼拝