内容説明
俳諧、歌謡曲、ロック、詩、祝詞、神話…。深奥からのバイブレーションを託された言霊(ことだま)=音霊(おとだま)の生成を見つめ、異界の音韻が響鳴する場所から新たなる叡智の道を探る。
目次
第1部 言語―恋と言霊(自我の他在;廃苦国逃亡記;場所と歌謡;声の密儀;祝詞 ほか)
第2部 神道―場所と国学(国学の位相とその点滅;霊的国学と異人ルネサンス;異界としての東洋;生物学の対象としての神道;大乗アジア論―大川周明における宗教と政治;出口王仁三郎の思想と実践;神社の起源と聖地の確立 ほか)