世界を変えた12の時計―時間と人間の1万年史

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世界を変えた12の時計―時間と人間の1万年史

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  • サイズ 46判/ページ数 328p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309228440
  • NDC分類 535.2
  • Cコード C0020

出版社内容情報

古代ギリシャ・ローマから、中東、インド、中国、欧米、さらには宇宙や5000年後の未来まで、時計の文明史的意義を語る!

内容説明

日時計と古代ローマ、からくり時計とイスラーム、時計職人と産業革命、原子時計と21世紀の戦争…。「時を計る」という最も身近な営みを通して、文明の核心に迫る!

目次

秩序 紀元前二六三年、フォルム・ロマヌムの日時計
信仰 一二〇六年、ディヤールバクルの城時計
美徳 一三三八年、シエナ、抑制を表わす砂時計
市場 一六一一年、アムステルダム、証券取引所の時計
知識 一七三二‐三五年、ジャイプル、サムラート・ヤントラ
帝国 一八三三年、ケープタウン、天文台の報時球
製造 一八六五年、ロンドン、ゴグとマゴグ
道徳 一九〇三‐〇六年、ブルノ、電気時計設備
抵抗 一九一三年、エディンバラ、望遠鏡駆動の時計
アイデンティティ 一九三五年、ロンドン、黄金の電話機
戦争 一九七二年、ミュンヘン、ミニチュアの原子時計
平和 六九七〇年、大阪、プルトニウム時計

著者等紹介

ルーニー,デイヴィッド[ルーニー,デイヴィッド] [Rooney,David]
イギリスの技術史家。時計の製造と修理を専門とする両親のもとで育つ。ロンドン科学博物館の技術担当キュレーターや、グリニッジ王立天文台の計時部門担当キュレーターなどを務め、現在はフリーで著述活動やキュレーションを手がけている

東郷えりか[トウゴウエリカ]
翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よしたけ

57
紀元前ローマ帝国で時計が初めて公共の広場に据えられてから、時間は権力者が国民を管理する為に機能してきた。産業革命で起きたラッダイト運動で打壊されたのは機械のみならず労働者を管理した憎き時計だった。かつて、工場の時計はわざと進みが遅く設定され、労働力を搾取した。北朝鮮や南米の独裁者達は自らの権力を誇示しようと同国特有の時間帯を設定しようと画策した。第一次世界大戦で兵士が時計を使うようになってから、庶民にそれは浸透し今ではスマホで時間を確認できて便利に思えるが、時間は古今東西最強の人類束縛装置のようだ。2022/05/07

Shori

2
時間で給与を考え、守れない人を不道徳と考える。今の社会を生きるうえでの常識は、元々権力や宗教上の理由から浸透したプロトコルといえる。自ら進んで縛られていると思うと辛いが、今更時計のない世界には戻れない。また、中立な科学、技術は幻想。計時技術や天文学にまつわる数千年のエピソードから痛感。現代ではGPSがあらゆる生活、ビジネスの根幹にある。衛星はどの国が担保しているのか… 5000年後にタイムカプセルが無事開けられる未来を望む2022/07/24

とりもり

2
面白かったが、想像した内容とはちょっと違った。時計の発展の歴史(その中でのエポックメイキング的な時計の紹介)の本ではなく、時計の発展(日時計から原子時計まで)が人類の生活をどう変えたか、という内容。最後は、GPSという表面的には時計ではないもの(内部に超正確な原子時計が内蔵されており、その到達時間差で位置を特定する)が、どれだけ生活を大きく変えたか、そしてその基盤が如何に脆弱かというやや暗い話題で終わるのが残念。技術の発展がある時点から人類の幸福に必ずしも寄与しなくなるというのがパラドックス。★★★☆☆2022/06/03

しかおおう

2
様々な時計の歴史を知ることができた。サマータイムが戦時中のドイツでエネルギー節約のために始めたとか、イギリスの労働者たちが強欲な経営者たちによって時間の長さが可変な時計で支配されていたとかは初めて知った。ラッダイト運動が単純な機械化拒否だけではなく、ズルい経営者たちへの反抗という面もあったんだな2022/05/30

takao

2
ふむ2022/03/25

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