ビルマ 危機の本質

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ビルマ 危機の本質

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  • サイズ 46判/ページ数 364p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309228334
  • NDC分類 302.238
  • Cコード C0022

出版社内容情報

多くの犠牲者を出す混迷のミャンマー情勢。1962年から現在までの歴史を克明に記した決定版。NHKの道傳愛子氏解説。

内容説明

ミャンマーには乗り越えるべき宿命がいくつもある。国連など外交の最前線で活動してきた「ミャンマー史」の第一人者で、情勢の背景を最も知り尽くした著者が解き明かす真実。「最新情勢は何を語るのか―緊急寄稿」を掲載!

目次

第1章 新たな世界
第2章 車線変更
第3章 ディストピアへの漂流
第4章 テンペスト
第5章 攻撃のチャンス
第6章 星の並び
第7章 血筋と帰属
第8章 仮想現実の民政移管
第9章 未完の国家

著者等紹介

タンミンウー[タンミンウー] [Thant Myint‐U]
1966年、ニューヨーク生まれ。祖父のウ・タント氏がアジア初の国連事務総長として活躍していた頃にあたる。ハーヴァード大学とジョンズ・ホプキンス大学卒業後、カンボジア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで国連平和維持活動に従事、ケンブリッジ大学で歴史学の博士号を取得、一時教鞭をとった。著書多数。一方、歴史家であるだけでなく行動の人でもある。「ヤンゴン・ヘリテージ財団」を創設し、英国の植民地時代に建設されたヤンゴンの歴史的建造物の保護・保存に尽力するとともに、市民の生活と伝統文化が共存する持続可能な都市としての街づくりについて活発な提言を行ってきた

中里京子[ナカザトキョウコ]
早稲田大学卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

K.C.

5
ビルマ(ミャンマー)の歴史と問題の所在を体系的に示す一冊。巻末のNHK道傳愛子さんの解説でスッと補助線が入る。単純な構図でないことは理解できる。ただ、最適解が何であるかはわからない。少数民族、それにカウントされないロヒンギャ、国軍、アウンサンスーチーの存在。崩壊した国家と経済にコロナ禍。何から立て直していけば良いか、全くわからなくなるのが、胸糞悪い読後感につながってしまう。とはいえ、ビルマ(ミャンマー)を知る良書であることは間違いないようだ。2022/02/06

takao

2
ふむ2022/04/05

1
社会主義政権の崩壊はビルマに歪んだ無秩序な資本主義をもたらし、中国から流れ込んだマフィアは国境地帯に無法地帯を作り出している。タンミンウーは、単なる「民主化」によっては解決され得ない、歪んだ資本主義への移行というビルマの抱える病理を捉えている。それだけにタンミンウーが示すビルマが破綻国家へと転落するシナリオは十分にリアリティがある。しかしながら、彼は「奇跡も起こりうる」と本書を締めている。どんな奇跡かについては具体的に書かれていないが、それはビルマ国民の中にあるのだろう。2023/02/22

Nachchaduwa

1
著者は、国連事務総長だったウタントの孫で、国連に勤務し、その後テインセイン大統領の顧問として、諸国の首脳との外交交渉や、少数民族の武装勢力との和平交渉など実務経験が豊富です。 著書の内容は自叙伝のようでもあり、随所にエピソードが挿入されており、ビルマの歴史を俯瞰する目的で読むにはお勧めできません。その代わり、実務に従事した者だからこそ話せる関係者の苦悩が書かれ興味深い内容です。 実務者の立場から「民主化とは何か?優先すべきアジェンダを間違えていなかったか?」という問題意識の問いかけに説得力があります。2022/05/14

mura

1
軍が国民に発泡する現在のビルマ、なんでだろう。ア-ロン収容所の舞台、インパール作戦の始まりの地、色々興味があってこの本を手にとったが読めば読むほど逆にわからない国ビルマになっていった。ロヒンギャ問題にしても一筋縄にいかない。本当に謎の国。中学生のころに読んだビルマの竪琴に単純に感動してたのが懐かしい。2022/01/07

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