出版社内容情報
多くの犠牲者を出す混迷のミャンマー情勢。1962年から現在までの歴史を克明に記した決定版。NHKの道傳愛子氏解説。
内容説明
ミャンマーには乗り越えるべき宿命がいくつもある。国連など外交の最前線で活動してきた「ミャンマー史」の第一人者で、情勢の背景を最も知り尽くした著者が解き明かす真実。「最新情勢は何を語るのか―緊急寄稿」を掲載!
目次
第1章 新たな世界
第2章 車線変更
第3章 ディストピアへの漂流
第4章 テンペスト
第5章 攻撃のチャンス
第6章 星の並び
第7章 血筋と帰属
第8章 仮想現実の民政移管
第9章 未完の国家
著者等紹介
タンミンウー[タンミンウー] [Thant Myint‐U]
1966年、ニューヨーク生まれ。祖父のウ・タント氏がアジア初の国連事務総長として活躍していた頃にあたる。ハーヴァード大学とジョンズ・ホプキンス大学卒業後、カンボジア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナで国連平和維持活動に従事、ケンブリッジ大学で歴史学の博士号を取得、一時教鞭をとった。著書多数。一方、歴史家であるだけでなく行動の人でもある。「ヤンゴン・ヘリテージ財団」を創設し、英国の植民地時代に建設されたヤンゴンの歴史的建造物の保護・保存に尽力するとともに、市民の生活と伝統文化が共存する持続可能な都市としての街づくりについて活発な提言を行ってきた
中里京子[ナカザトキョウコ]
早稲田大学卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nachchaduwa
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