出版社内容情報
不安な時も、嬉しい時も、心に寄り添う「読むお守り」。276文字のお経に凝縮された、この世を生きるための智慧をやさしく解説。
内容説明
不安なときも、嬉しいときも、心に寄り添う「読むお守り」。276文字のお経に凝縮された、この世を生きるための智慧をやさしく解説。
目次
第1章 般若心経とは(心豊かに生きるための智慧;般若心経全文・現代語訳)
第2章 解説・般若心経の教え(摩訶般若波羅蜜多心経;観自在菩薩;行深般若波羅蜜多時 ほか)
第3章 読経・写経の作法(功徳をいただくための読経の作法;開経偈;普回向 ほか)
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年、神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行ない、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞、ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章受章。2006年のニューズウィーク日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出される。主な作品に、カナダ大使館東京、セルリアンタワー東急ホテル日本庭園など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さばずし2487398
26
般若心経の事をきちんと知らなかったので、入り口として。文節ごとに初心者でもわかりやすく説明してくれている。わかりやすいのだけれど難しい(笑)般若心経で大切なのは『空』という概念。この世のものは常に変わり、縁によって形づけられたものだと。 いつの時代も人間の苦しみは同じ。だけど起こる事はただの『現象』に過ぎず辛いのは自分がそれによって右往左往させられる事。 移ろい、変わる世界だからこそその時々を泰然自若に俯瞰して生きる。今の自分はそういう事なのかなと思っている。繰り返し読みたい。2021/11/20
しろくま。
2
なにか趣味など夢中になれるものが欲しい。写経をやってみようとふと思い、まずは般若心経の内容を理解するところから始めようと読んだ。ルビもついて現代語訳もあって、一節ごとに解説もあって、わかり易かった。2021/08/21
tangent
0
分かりやすい説明で、楽しく読めた。般若心経についてまた触れてみたいと思った。2023/07/01
うすす
0
般若心経の解説だけでなく、禅の考えについても解説があって、面白かった。 空の全てのものは変わり続け、縁によって結果が生まれるという考え方を知って、これからは運だからしょうがないと思わず、ひとつひとつの縁を大事にしようと思った。2023/02/06