日本名刀物語

佐藤 寒山【著】

河出書房新社（2019/06発売）

• サイズ 46判／ページ数 230p／高さ 20cm
• 商品コード 9784309227719
• NDC分類 756.6
• Cコード C0021

出版社内容情報

刀剣研究の第一人者による貴重な刀剣談議。「名刀の異名」「小鍛冶宗近」「天下五剣」「村正妖刀伝」「長曾禰乕徹」「刀の見方」など

内容説明

入門日本刀、これ一冊。名刀のすべて！

目次

生きている刀剣用語
三作
折紙のはなし
名刀の異名
小鍛冶宗近
童子切安綱
上杉景勝御手撰三十六腰
天下五剣
刀の出来るまで
津田越前守助広と助直
相撲と刀剣
村正妖刀伝
刀と狂言
秀吉の刀がり
堀川国広
長曾禰乕徹
源清麿
刀の見方
刀とともに

著者等紹介

佐藤寒山［サトウカンザン］
１９０７年、山形県生まれ。刀剣学者。日本刀（特に新刀）研究の権威。國學院大学国文科卒業。旧制中学校の教諭を経て、東京国立博物館学芸部刀剣室長、日本美術刀剣保存協会事務局長、刀剣博物館副館長などを務めた。１９７８年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[Ryu_kd3]

刀剣の歴史や逸話、刀派の詳細など、刀剣に関するありとあらゆる蘊蓄が語られている一冊。非常に興味深い内容だったが、現代語訳なしの原典引用が多くて若干読みづらい印象を受けた。刀剣の造りに関する専門用語の基礎知識が無いと、何がなんだかさっぱり分からないという所も多い。 しかし、刀剣に対する作者のひたむきな熱意は伝わってきた。もう少し勉強してから、また読み直してみたい。

2020/03/07