出版社内容情報
私たちはどんな時代を生きているのか。気鋭の書き手たちが描く、新たなる現代史のすがた。改元を機にさらなる増補改訂を施した決定版
内容説明
それはどんな時代だったのか。この国はいったいどこへ行くのか。そして平成は終わった。―さらなる増補改訂をほどこした最終版。
目次
総説―「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」
政治―再生産される混迷と影響力を増す有権者
経済―「勤労国家」型利益分配メカニズムの形成、定着、そして解体
地方と中央―「均衡ある発展」という建前の崩壊
社会保障―ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで
教育―子ども・若者と「社会」とのつながりの変容
情報化―日本社会は情報化の夢を見るか
外国人・移民―包摂型社会を経ない排除型社会で起きていること
国際環境とナショナリズム―擬似冷戦体制と極右の台頭
著者等紹介
小熊英二[オグマエイジ]
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部教授(歴史社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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