出版社内容情報
様々に工夫が凝らされた懐かしい生活道具の数々を温かみのあるイラストで、暮らしの変化とともに紹介。大判・ルビ付きで読みやすい。
中林 啓治[ナカバヤシ ケイジ]
イラスト
岩井 宏實[イワイ ヒロミ]
著・文・その他
内容説明
昭和の暮らしにタイムスリップ!知恵と工夫がこめられた、古くてなつかしい道具の数々を一冊に―生活の移り変わりが手にとるようにわかる!ふりがな付きで読みやすい、あたたかくて精細なイラスト約500点。
目次
食卓の道具(ちゃぶ台;わん ほか)
台所の道具(台所;竃 ほか)
住まいのつくり(家の構造;路地と長屋 ほか)
暮らしの道具(掃除道具;火鉢 ほか)
通信と移動・運搬の道具(電話;ラジオとテレビ ほか)
著者等紹介
中林啓治[ナカバヤシケイジ]
1935年、東京都生まれ。多摩美術大学油絵科卒業。吉田謙吉舞台美術研究所を経て、日活撮影所で映画美術デザインに従事。71年より、トータルメディア開発研究所にて博物館展示設計・調査に協力。現在、セノグラフィカ代表
岩井宏實[イワイヒロミ]
1932年、奈良県生まれ。国立歴史民俗博物館名誉教授・帝塚山大学名誉教授。文学博士。大阪市立博物館主任学芸員、国立歴史民俗博物館教授、大分県立歴史博物館館長、帝塚山大学学長などを歴任。専門は民俗学、民具研究。2016年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タナカ電子出版
20
昔のものや道具がイラストとともにのせられています。とても眺めていて楽しい本です。昔の大衆文化を知りたい人にはおすすめです。私が、気に入っているところは昔のお手洗いで江戸時代は農村からわざわざお金を払ってまでトイレの汲み取りに来ました。(肥料目的)そして長屋の糞尿は大家のものでした…そしてトイレは他世界との通路と考えられ厠神としての信仰されていました。2018/12/18
栗羊羹
12
『キッチン』(台所)が、一番面白かったな~一升びんに入ったお酢やお醤油、粉ふるいやザルがみんな竹細工。かまどは「ふたつクド」は、オンボロ屋敷時代の親戚宅にあったっけ。電熱器やトースター、ヒノキでできた飯櫃は数年前まで、物置でホコリをかぶっていだけど、全部処分したし…。読み友さんのなかで、ピンク色の電話や黒電話を使ったことある方…いるかな…2019/09/23
むらさき文鳥
5
イラストなので白黒写真よりもはっきりとわかるのが良いです。昭和がここまで昔になったのか~と感慨深い。本を返却する時に固定ネジのついた鉛筆削りの話で司書さんと盛り上がりました。私にとってはただただ懐かしい本です。(図書館本)2018/10/13
サクラ
2
なんとなく把握していたものが形になってスッキリしました✨2019/07/03
Miki Shimizu
2
なかなかステキ。でも、説明にあるやつが、絵がなかったりして、えー?どれー?どんなやつなん?!となりました。もう少し改善を求む。2018/09/24