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出版社内容情報
日本人はいつから墓をたて、供養するようになったのか。神道や仏教の影響は?日本人がいかにご先祖様と向き合ってきたのかを考える。
武光 誠[タケミツ マコト]
著・文・その他
内容説明
家族葬、自然葬、墓じまい…「弔い」の営みが変容するいま、先祖供養の本質をあらためて日本史から見定める!
目次
序章 大きな転換期を迎えた「弔い」の営み
第1章 明治維新以後におきた「葬送」の大変化
第2章 先祖を「神様」ととらえた縄文・弥生人
第3章 先祖を「仏様」に変えた古代の仏教信仰
第4章 武士から庶民に広がった「墓」と「葬式」
第5章 江戸時代に完成した「先祖供養」の様式
終章 社会が変わっても生き続ける「日本人の先祖観」
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。明治学院大学教授。専攻は日本古代史、歴史哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鴨ねぎ
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人には必ず死がやってきます。死を目の前にした時に人はなす術を知らない。 霊柩車を見た時に親指を隠すとか聞いたことあるけど、なんでだろ?とか。普通に走っている霊柩車、昔はなかったけど、これまた時代の流れによるもの。 知らない事ばかりでした。 火葬と土葬のメリット、デメリットによる行政よる禁止、施行など。 ちょっと硬い内容ですが知識になりました。2020/10/10
サダ
0
仏様を敬い参る儀式は仏様の世界(この世のではない世界)からお告げがあって現在に至る儀式だという勝手な想像や認識をしてたけども、その時代その時代の政治(お寺の都合も含めて)がかなり関わって変化していったことを知った。現在の儀式の簡素化なども疑問に思うことはあったけでも、時代の流れの中で変化していくひとつだという認識になった。簡素化されていく中でも、仏様を敬い感謝する気持ちは日々忘れず生きていかなば...と思った。2018/12/25