出版社内容情報
天台宗系の寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である摩多羅神。宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に本格的に迫る。新装版。
内容説明
究極の絶対秘神!天台宗系寺院の常行堂などの「後戸」に秘められた秘仏である摩多羅神。大陸由来の、秦氏と深く関わる、申楽の後戸の神であり、宿神、翁神でもある“踊る神”の謎に、文献研究とフィールド調査から本格的に迫る。
目次
第1章 広隆寺の摩〓(た)羅神
第2章 摩多羅神はどこから来たか
第3章 延暦寺常行堂
第4章 赤山明神と新羅明神
第5章 毛越寺常行堂・多武峯常行堂
第6章 東照大権現と摩多羅神
第7章 玄旨帰命壇潅頂
第8章 江戸の摩多羅神
著者等紹介
川村湊[カワムラミナト]
1951年、北海道生まれ。1982~86年、韓国釜山の東亜大学で日本語・日本文学を教える。法政大学国際文化学部教授。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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