気象災害から身を守る大切なことわざ

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309227207
  • NDC分類 451.98
  • Cコード C0040

出版社内容情報

「蛇抜けの前は、きな臭い」「海鳴が聞こえると暴風雨」…繰り返される甚大な気象災害から、自分と家族の命を守るための教えを集約。

内容説明

匂い、音、気温、湿度、雲の形、川の流れ…迫りつつある天災は五感を鋭くすることでキャッチできる。命を脅かす危険からいち早く逃れるために覚えておきたい「警句」をやさしく解説!!

目次

1章 天災地変をいち早く察知する
2章 急変する天気の予兆をつかむ
3章 危機から逃れる知恵、身を守る術
4章 津波から、いかに生き延びるか
5章 春夏秋冬、警戒したい空模様
6章 こんな天候の年はいずれ異変が…
7章 要注意の気象に見舞われる土地

著者等紹介

弓木春奈[ユミキハルナ]
1986年、埼玉県生まれ。青山学院大学在学中の2007年に、気象予報士の資格を取得。大学4年生時の2008年からTBSテレビで気象キャスターを務め、出演のかたわら、予報原稿の作成などサポート業務もおこなう。2011年からNHKテレビ『おはよう日本』に、2014年からはNHKラジオ第一『先読み!夕方ニュース』(平日17時~18時50分)で気象情報コーナーを担当。ウェザーマップ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ココアにんにく

2
その土地に伝わる「ことわざ」から、その土地特有の気象条件や気をつける事がわかる。「言い伝え」はおろそかにできない。宮古市の大津浪記念碑は象徴的でした。「桜ライン311」の取り組みも毎春に一列の桜を見ると共に到達点を確認できる。私も阪神大震災で被災したのですが、実は水害の地。本書に神戸の都賀川のことが書かれていて再認識しました。著者の事は本書で初めて知りました。表紙に写真が載る程の美人さんなので、勝手に軽い読み物と勘違い。自然災害の多い日本で生きるために必要な事がたくさん詰まった本。本書に出会えてよかった!2018/01/25

卓ちゃん

0
天気に関することわざをたくさん紹介し、それに関連のある災害事例を挙げながら、それぞれに、気象に関する科学的知見をもとにした解説を加えている。著者が語るように、「昔の人にとって、天気の予知は現代とは比較にならないほど命や生活がかかっていました。雲の形や風、気温、湿度などの違いを、目で見て、肌で感じて、天気の変化を予知していました。これまで災害が多く発生しているところには、かならず、先人の経験則(天気俚諺)が伝承されています、ことわざという覚えやすい形にして、さまざまに残してくれています。」 2020/07/03

nyuunyaaa

0
結構面白かったです。2020/07/19

こばこ

0
図書館で借り。天気に関することわざ集というわけではなく、説明を多く盛り込んでいる構成には好感。書き口も上手で、読みやすい。この辺はラジオの経験が生きているのだろうと感じさせられた。ただ、地震・火山噴火の宏観異常をあたかもきちんとした前兆として取り上げるというのには閉口。科学のエッセンスを濃淡あれどそれぞれに込む気象ことわざと同列に並べられるのか…と驚きを感じたり。あと、キャスターとしての話は面白かったです。2018/03/03

kaz

0
気象災害に関することわざについて、現象とその背景を解説。動物の行動など、科学的な根拠は必ずしも明らかではないが、先人の知恵として残しておくべきものも採り上げられている。漁師の場合はその命が天候に左右されることから、気象関係にもうろこ雲等、漁業由来の名前が多いというのは納得。諸々の事例に関するコメントに、著者の温かい人柄が表れていて、癒される。2018/02/04

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