シェイクスピアの時代のイギリス生活百科

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シェイクスピアの時代のイギリス生活百科

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  • サイズ B6判/ページ数 517p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309227054
  • NDC分類 233.051
  • Cコード C0022

出版社内容情報

シェイクスピアが活躍した16世紀イングランドの、衣食住から法律、言葉、娯楽まで、当時の人々の暮らしを体験する旅へ出かけよう!

内容説明

魔術をつかったら絞首刑?牛をいじめるのが娯楽?航海に出るのは命がけ?16世紀、エリザベス朝の人々は何を着て、何を食べ、何を楽しみに暮らしていたのか?リアルな日常が今、よみがえる!450年前のイギリスへタイムスリップ!

目次

第1章 風景
第2章 人々
第3章 宗教
第4章 性格
第5章 基本情報
第6章 何を着るか
第7章 移動手段
第8章 どこに泊まるか
第9章 何を食べ、何を飲むか
第10章 衛生学、病気、医療
第11章 法と無秩序
第12章 娯楽

著者等紹介

モーティマー,イアン[モーティマー,イアン] [Mortimer,Ian]
王立歴史学会のフェロー。14世紀から18世紀のイングランド史についての著書や論文を数多く著し、17世紀イングランドの医学の社会史についての仕事でアレグザンダー・プライズ(2004年)を受賞。2011年6月にはエクセター大学より歴史学の仕事が認められ文学博士号を授与される。James Forresterというミドルネームを用いて歴史フィクションも執筆。イギリスはデヴォン州のダートムーアの端で、妻と3人の子供とともに暮らしている

市川恵里[イチカワエリ]
翻訳者。1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文学専修卒業

樋口幸子[ヒグチユキコ]
早稲田大学卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アカツキ

9
原題「タイムトラベラーのためのエリザベス朝イングランド」。風景、階級や貧富の格差、衣食住など、当時の様子が感じられるように書かれている。きらびやかな印象のある時代だけれど、読んだ後では「はじめに」に書かれていた”宝石のちりばめた泥濘の王国”という言葉がしっくりくる。イギリスは食事がいま一つと聞くけれど、この時代もやはり美味しくなさそうだった。2019/11/08

人生ゴルディアス

7
何とか百科、という本は大抵、項目ごとに一般的な話をして終わりなので、いまいち頭に入りにくいのだけど、本書はタイムトラベラーが当時を訪れたら何を見て、どんなことを感じるのか、という物語に近い形で説明してくれるので、とてもイメージしやすかった。それから、物価! ひたすら物価の記述があるのでとても助かる。また、多くの具体的な説明(ビールとエールの製法・保存・アルコール度数の違い等)や、比較(都市部と田舎のトイレ構造まで)。あと、なにが「無い」かの説明も嬉しい。フォークとか。長いけど、長さにふさわしい良書。2017/12/30

tsuneki526

6
この時代、何を食べ何を着ていたか詳しくわかる。時代劇の細部って結構スルーしちゃうけど、よく考えたら今とはまったく違う時代なんだから道路だってぐちゃぐちゃだし、医療み衛生観念もまるきり違うんだよね、ということが良くわかり、この時代を旅行した気分になれる良書。2018/03/06

水無月

4
エリザベス朝を舞台にした物語を創りたい人に迷わずお勧めする一冊。図版無しが惜しい。原題の「タイムトラベラーのための…」というタイトル通り、微細にわたり案内してくれる。ちょいちょい入るイングランド擁護が微笑ましい。実際に潔癖な現代人が行ったら発狂するんじゃなかろうか。人口増による栄華と貧困。黄金時代と呼ばれる光が輝くほど闇が深い。当たり前だが人々の生活習慣や価値観がその時代を創る。当時の不平等を省みて、現代はどんな時代と呼べるだろう。英文でこの分厚さはきついので残りの巻の邦訳を希望する。2020/05/28

鏡裕之

3
書店で見かけた瞬間、「これは中世ヨーロッパ好きには絶対面白い本だ!」「中世ヨーロッパを舞台にして小説を書く人間には必携の一冊だ!」と即買い。期待通りの一冊でした。犯罪者が細かく分類&紹介されていたのも驚きでした。熊や牛をいたぶるショーが大人気だったそうで、古代ローマの剣闘士試合での獣殺しを連想しました。キリスト教の時代になっても、昔と本質的には変わってないね。ともあれ、非常に面白い一冊でした。大満足です。2017/08/10

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