新訳 アレクサンドロス大王伝―『プルタルコス英雄伝』より

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新訳 アレクサンドロス大王伝―『プルタルコス英雄伝』より

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  • サイズ B6判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309227047
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0022

内容説明

登場人物の性格や経歴、相関関係、用語解説など、詳細で丁寧かつ最新の研究を反映した注釈でギリシア・マケドニア世界がいきいきと甦る。注釈は章ごとに挿入され、原文との照合も容易。写真、地図、戦闘図など図版50点以上。より立体的に大王の偉業に迫る。アレクサンドロス大王小事典としても使える索引付き。

目次

執筆の方針
父と母
アレクサンドロスの誕生
容姿と気質
少年時代の器量
名馬ブーケファラス
教師アリストテレス
アリストテレスへの敬意
カイロネイア従軍・婚礼の騒動
フィリッポス暗殺〔ほか〕

著者等紹介

プルタルコス[プルタルコス]
45頃―120以降。ローマ帝政期の哲学者、著作家。ギリシアのカイロネイア出身。アテネで数学、自然哲学や修辞学を学び、カイロネイアの使節としてローマにもたびたび滞在して、ローマの上流人士と親交を結んだ

森谷公俊[モリタニキミトシ]
1956年、徳島県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京都立大学人文学部助手を経て、帝京大学文学部教授。専門は古代ギリシア・マケドニア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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加納恭史

23
モンテーニュが「エセー」でプルタルコスの引用が多いので興味深くなる。その中に「プルタルコス英雄伝」がある。その英雄の一人がアレクサンドロス。そこでプルタルコス著のこの本を読む。アレクサンドロスはまさしく英雄です。まあ英語読みでアレキサンダーの方が有名。彼は戦争の英雄ですが、なかなか寛大です。勝利の後で戦利品を部下にわけ与えたり、自分の富を増やすわけでもなく、報償も気前良く部下や従う配下の貴族にも分け与えた。なかなか痛快なので軽く読み進みます。モンテーニュが熱中したわけが分かった。ただの征服者ではない。2022/06/15

ジュンジュン

7
現存する五篇の大王伝の一人、プルタルコスはローマ時代(1世紀)を生きたギリシャ人の名望家。現在は失われた当事者達の史料を取捨選択して書き上げる。執筆の目的は人格の向上。冒頭の有名な文章がそれを表す。「画家が肖像画を描くとき、人の性格を表わす顔や目の表情をとらえ、他はあまり考慮しない」ように、大きな業績や戦闘よりも、ちょっとした振舞いや言葉を書き留めていく。以上のような特徴を持つ大王伝に、氏は変質的なまでに(笑)注釈を付す。その数、本文の三倍…。2023/07/22

Fumitaka

3
日本におけるアレクサンドロス3世研究においては最高峰というべき森谷公俊先生が、プルタルコス『英雄伝』のアレクサンドロスの章を詳細な注釈で解説してくれる素晴らしい著作。『『英雄伝』の挑戦』においてもアレクサンドロスの章はプルタルコスが念入りに記していることが指摘されており、またディオンの章などで恣意的な記述や情報の取捨選択がなされていることは明らかになっている。古代の神話に冷めた目を向けるのは、現代人の特権でも義務でもある。大牟田章先生が訳と解説を行った『アレクサンドロス東征記』の正当な「後継者」といえる。2020/07/17

多分、器用です

2
アレクサンドロスってかなりの気分屋だな2023/05/14

通行止め

2
長いこと積ん読だったがようやく読み終わった。アレクサンドロスは自分が世界史にハマる原点で、久々に読んだけどやはり引き込まれる。莫大な富を手にしても、未知の世界へとどんどん突き進んでいくアクティブさにロマンを感じる。講和を求めてきたインドの王の案を一蹴して戦に持ち込んだりしていてちょっとイメージが崩れてしまったかも。戦意のない相手に戦いを挑むようなタイプではなかった気がするけど長い遠征の中で変わっていったのでしょうか。2020/05/15

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