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台与(トヨ)の正体―邪馬台国・卑弥呼の後継女王のゆくえ

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309226774
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

卑弥呼の死後、男王の治めた邪馬台国は乱れたが、卑弥呼の宗女・台与が女王にたち、再び治まった。しかし邪馬台国と台与のその後は?

関 裕二[セキ ユウジ]
1959年生まれ。歴史作家、古代史研究家。「蘇我氏の正体」「継体天皇の謎」「物部氏の正体」他、著書多数。

内容説明

わずか十三歳で女王・卑弥呼の跡を継いで、やがて国を治めたとされる“台与”とは、いったい誰なのか?黎明期のヤマトを構成したパズルの一枚、台与を軸に、気鋭の歴史作家・関裕二が空白の四世紀、古代史最大の謎に迫る!

目次

第1章 台与と邪馬台国と神功皇后(神功皇后の西征はヤマトと北部九州の争い;けっして侮ることができない「邪馬台国近江説」 ほか)
第2章 ヤマト建国と近江(琵琶湖と巨椋池という日本のジャンクション;琵琶湖の水運は本当に使われていたのか ほか)
第3章 ヤマト建国の真相(『日本書紀』はヤマト建国の歴史を熟知していたから抹殺した;『日本書紀』によってヤマト建国の活躍を消された地域 ほか)
第4章 神功皇后と近江(王家に女人を入れていた息長氏;近江の豪族と王家の濃い関係 ほか)
第5章 神功皇后と台与の正体(『万葉集』にも残った神功皇后伝説;天皇扱いされた神功皇后 ほか)

著者等紹介

関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi Totsuka

2
関裕二さんの古代に関する洞察は素晴らしいものがあります。日本書紀は藤原氏の藤原鎌足の子である不比等が編纂しているので、自分の都合のいいように書き換えられているとのこと。台与については、よくわかりました。卑弥呼と神武天皇、継体天皇の正体も探りたい!2019/05/06

niwanoagata

1
面白かった。陰謀論的な本ではあるが、ある程度の考古学的根拠に基づいており、古代史なので許される範囲だと思う。 神話も使ったため、多少わかりにくい処も散在する。

inaryoXD11

0
タイトルと書き出しを読めば、著者の読者なら答えはわかっている。 でも、いつものように、また新たな証拠というか論拠あるいは推理を示してくる。 何冊読んでも飽きないのがすばらしい。 今回も、息長氏の謎に、近江の活躍など、深みを増している。2017/06/17

お笑いループシュート

0
卑弥呼の後に邪馬台国の女王となったとされる台与は、どこから来て何者だったのか?? 2023/11/05

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