縄文の神―よみがえる精霊信仰

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縄文の神―よみがえる精霊信仰

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309226750
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

菜食の弥生以前の縄文は、肉食文化の時代である。その土俗信仰から古神道が生まれた。神道の本来の姿を縄文に探る。

戸矢 学[トヤ マナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大學文学部神道学科卒。神道・陰陽道研究において、独自の視点からアプローチを提示し、常に新たな問題・課題を提起する。主著に『卑弥呼の墓』『日本風水』『陰陽道とは何か』ほか。

内容説明

神道の起源をたずねて。わが国で古来不変である、「大和言葉(言霊)」と「かんながらの道(精霊信仰・自然信仰)」という二つのテーマを突き詰めることで、今なお私たちの周りに確固として存在する縄文信仰を再発見し、神道の本来の姿に肉薄する。

目次

那1章 ヒモロギ信仰―縄文人の森(「縄」の秘密;伊勢大麻札と祓具・大麻 ほか)
第2章 イワクラ信仰―縄文人の岩(「イワクラ」の誕生;今も残る縄文の信仰形態 ほか)
第3章 カンナビ信仰―縄文人の山(神社以前の神道;奪われた霊地 ほか)
第4章 コトダマ信仰―縄文人の言葉(大和言葉が教えてくれる縄文人の気質;日本語の起源 ほか)
第5章 ムスヒ信仰―縄文人の霊(「ヒ」の道;月神信仰 ほか)

著者等紹介

戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

16
縄文人と弥生人の連続性の根拠は言語と信仰。大和言葉(言霊)と随神道(かんながらのみち、精霊信仰・自然信仰)。【ヒモロギ信仰(森)】麻、忌部氏。【イワクラ信仰(岩)】速玉(隕石)。【カンナビ信仰(山)】縄文時代からの霊地・聖地。火山。【コトダマ信仰(言葉)】「カミ(神)」。【ムスヒ信仰(霊)】月神信仰。まつわろぬ神。2019/06/01

11
稲作ー製鉄ー戦争の三点セットが登場する以前、石器時代の人々の精神性の高さには、中沢新一「カイエ・ソバージュ」以来あこがれを持っている。時代区分は違えどそこに重なる縄文の素朴で気高い精霊信仰が、どのように命脈を繋いできたかを、ヒモロギ、イワクラ、カンナビ、コトダマ、ムスヒの章立てで語る。なにぶん文字のない時代のことなので、読み味としては論考というよりも随筆に近い上に、自著の引用めちゃ多い。けれども目を惹かれる部分もあり、例えば食物神と殺害の関係性から、土偶は破壊されてこそ呪術が成る、という考察には納得する。2018/07/03

カゲツナ

6
ヒモロギ信仰、イワクラ信仰、カンナビ信仰などなど興味深い内容で楽しめました。 戸矢さんの他の本も機会あれば読んでみようかなと思っています。2019/08/07

phmchb

6
戸矢学氏による縄文論。/麻薬の「ま」の旧字体「痲」を麻に当てたことによる麻への風評被害にはビックリした。 責任者を晒し首にせねば(⬅俺の個人的感情、著者とは関係有りません)。2016/09/28

Uzundk

5
著者は縄文時代が好きなのだなーと言うのが強く伝わる。諏訪の神社の考察は特に興味深く読んだ。少し違和感を感じてはいたので。また行きたい。書物の形では残されていない1万年以上も続いていた縄文の時代は現代の文化の中にもまだその形を残していると言う事を引き出し、縄文の時代とはどういうものであったかを考察する。大規模な山焼きを定常的に行っていた可能性の研究も考えるとますます信仰のあり方についての想像が広がる。2016/10/23

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