出版社内容情報
罪状不明のまま今も米国政府に収監されている著者が経験した、拷問と虐待の日々…。この手記は、国家と人間について何を語るのか?
【著者紹介】
1970年モーリタニア生まれ。ドイツの大学に留学後、エンジニアとして働く。2001年にモーリタニア当局により身柄を拘束され、2002年8月5日より現在に至るまでグアンタナモ収容所に収監されている。
内容説明
罪状不明のまま今も米国政府に収監されている著者が経験した、拷問と虐待の日々…黒く塗りつぶされた検閲を乗り越えて今ここにある手記は、国家と人間について何を語るのか?20カ国で刊行され、世界中が震撼した衝撃の書!
目次
ヨルダン~アフガニスタン~グアンタナモ―二〇〇二年七月~二〇〇三年二月(アメリカ側に引き渡される;バグラム空軍基地に到着;バグラムからグアンタナモへ ほか)
グアンタナモ以前(セネガル~モーリタニア―二〇〇〇年一月二十一日~二月十九日;モーリタニア―二〇〇一年九月二十九日~十一月二十八日;ヨルダン―二〇〇一年十一月二十九日~二〇〇二年七月十九日)
グアンタナモ(グアンタナモ―二〇〇三年二月~八月;グアンタナモ―二〇〇三年九月~十二月;グアンタナモ―二〇〇四年~二〇〇五年)
著者等紹介
スラヒ,モハメドゥ・ウルド[スラヒ,モハメドゥウルド] [Slahi,Mohamedou Ould]
1970年モーリタニア生まれ。奨学金を得てドイツの大学に留学後、エンジニアとして働く。2000年にモーリタニアに帰国し、翌年米国の要請のもとモーリタニア当局により身柄を拘束され、ヨルダンで拘禁される。その後アフガニスタンのバグラム空軍基地に収容され、さらに2002年8月5日にグアンタナモ湾にある米国の収容所へ移送され、そこでさまざまな拷問を受ける。2010年、連邦判事はスラヒを即座に釈放するように命令したが、米国政府は上訴した
シームズ,ラリー[シームズ,ラリー] [Siems,Larry]
ライターであり、人権運動の活動家。ペン・アメリカン・センターで何年にもわたり「フリーダム・トゥー・ライト」プログラムを運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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