ゆる妖怪カタログ

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309226378
  • NDC分類 388.1
  • Cコード C0039

出版社内容情報

『図画 百鬼夜行』『化物尽絵巻』『稲生物怪録』など人気の妖怪絵等から滑稽で可愛らしい、ユルさ漂う100超の妖怪を一挙収録!

内容説明

定番『図画百鬼夜行』『化物尽絵巻』『稲生物怪録絵巻』からマイナー妖怪まで、古今東西100超のにくめない妖怪たちが一挙集合!!

目次

その1 さして怖くない、にくめない妖怪たち(どうもこうも・はぢっかき・うわん;ぬっぺっぽう ほか)
その2 こわもてだけど、隙のある妖怪たち(のぶすま;髪切 ほか)
その3 どこかで会ったことある?日常に潜む妖怪たち(雨女・小雨坊;日和坊 ほか)
その4 元祖ゆるキャラ、ご当地妖怪(赤舌(青森県)
泥田坊(東北地方) ほか)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

118
暑気払いにぴったりの本。豊富な図版が収録されており、それを眺めるだけでも楽しい。タイトル通りユーモラスな妖怪が多いのだが、かなり怖い妖怪も紹介されていて、体がぞくぞくした。例えば、顔は人間の女性で、首から下は蛇のさら蛇は不気味だ。二口女、雲外鏡、頬紅太郎など個性的な妖怪が多くて、我らが祖先達の想像力の豊かさに驚くばかり。妖怪は日本人が大切にしなければならない文化の一つだ、と柄になく高尚なことも考えた。2016/07/06

マエダ

57
大半の妖怪の目的が「人を脅かして喜ぶ」とかわいらしいやつらである。妖怪は人間のコンプレックスを抽象化したものが多いように感じる。幽霊やモンスターと違い妖怪は少し滑稽でゆるいやつが多い。ゆるキャラ的に使われていたのかもしれない。2016/01/03

なにょう

23
絵が豊富なのが良かった。気分転換に眺めるのが良し。★風呂場を汚くしてると垢なめがなめにやってくる。猫も修行の末、化け猫となる。大きな鼾をかいて色気のない女は「寝肥り」まんまやないかいっ。爺さんふうの妖怪も結構いるな。2016/10/02

鱒子

23
タイトルのおかげで気軽に手に取りましたが、中身はなかなかのものです。古い書物や巻物から抜粋した妖怪の絵が美麗です。この写真のクオリティは本当に素晴らしい!(加色してあるところは多いとは思いますが) 内容としては、タイトル通りに面白おかしく妖怪を紹介しています。その中でも随所に挟まれる特集がいいですね。特に特集五の「稲生物怪録」が面白かったです。これについてもっと知りたくなりました。2015/11/16

くまちゃん

22
やっぱ妖怪いいよっ(´艸`*) ゆるいって言いながら結構怖い絵もあり。でもニヤニヤは止まらない 結構いい加減な感じがとてもいい 「芋地獄」超笑える!!「稲生物怪録」読んでみたい2021/07/01

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