出版社内容情報
『日本書紀』が出生を誤魔化したヤマト建国の鍵を握るこの渡来人は武内宿禰だったのか、スサノヲだったのか。
【著者紹介】
1959年生まれ。歴史作家、古代史研究家。「蘇我氏の正体」「継体天皇の謎」「物部氏の正体」他、著書多数。
内容説明
『日本書紀』が全身全霊を傾けてその出生を誤魔化したのはなぜか?渡来人なのに、なぜ神の名を与えられたのか?ヤマト建国の歴史を熟知していたから『日本書紀』は歴史を塗り替えたのではないか?ヤマト建国の鍵を握った人物、アメノヒボコの実像に迫る!
目次
第1章 アメノヒボコとヤマト建国(アメノヒボコは知りすぎていたから正体を抹殺された?;ヤマト建国の歴史を熟知していたから『日本書紀』は歴史を塗り替えた? ほか)
第2章 アメノヒボコは本当に渡来人なのか(アメノヒボコは本当に海を渡ってやってきたのか;藤原氏の悪行 ほか)
第3章 アメノヒボコと武内宿禰の謎(不便だから価値があった豊岡;豊岡盆地は海の民の止まり木 ほか)
第4章 アメノヒボコはスサノヲだった?(ふたつに分けられた天神と国神はどちらも虚構;タニハの砂鉄製鉄 ほか)
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年千葉県柏市生まれ。歴史作家。古代をテーマに意欲的な執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。