三種の神器―「玉・鏡・剣」が示す天皇の起源

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  • サイズ B6判/ページ数 202p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309225838
  • NDC分類 172.9
  • Cコード C0039

内容説明

天皇とは何者か!?―神器は、なぜ天皇に祟ったのか。「三種の神器」という言葉は知っている。それが、「玉・鏡・剣」であることも知っている。しかし、それらの“本体”がどこにあり、“分身”がどうなっているかは、実は知られていない。天皇を天皇たらしめるこれらの歴史と実際を解き明かすことで、日本という国と民族の根源に迫る。

目次

第1章 八咫鏡―アマテラスが命じた「同床共殿」(神器の第一は“玉”か“鏡”か;神秘の宮中三殿 ほか)
第2章 草薙剣―天皇への祟りから、英雄の佩刀へ。変貌する流転の秘宝(熱田神宮の“実見”記録;鹿島神宮の十握剣 ほか)
第3章 八坂瓊曲玉―唯一、宮中にとどまり続ける究極の秘宝(勾玉の美は「命の形」か;「まがたま」の表記 ほか)
第4章 三種の起源―四五〇〇年前の謎と、正統性の「保証」(三種の神器の由来;祟り神から御霊信仰へ ほか)
第5章 昭和・平成の神器―昭和天皇が守ったもの(三島由紀夫の「三種の神器」観;践祚にともなう三種の神器の承継 ほか)

著者等紹介

戸矢学[トヤマナブ]
1953年、埼玉県生まれ。國學院大学文学部神道学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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