琉球王朝のすべて―知れば知るほどおもしろい

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309225777
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0021

内容説明

中国、日本、欧米と渡り合った小国の波乱の歴史と、沖縄独特の信仰、風俗、ライフスタイルなど…、沖縄の歴史と、王家・庶民の生活・文化まで。

目次

ようこそ琉球王国へ(知られざる沖縄の歴史;琉球王国の舞台、沖縄県 ほか)
第1章 王宮・首里城の秘密(王国の首都は那覇でなく首里だった;県の人口より観光客が多い首里城 ほか)
第2章 琉球王国の政府「首里王府」のしくみ(首里城内にあった行政機関;首里王府の中枢・評定所 ほか)
第3章 国王と士族、庶民のくらし(琉球国王の素顔;薩摩軍の侵攻を受けた尚寧王 ほか)
第4章 琉球の神様と文化、風俗のふしぎ(琉球独自の信仰と神女の組織;スピリチュアル・カウンセラー「トキ」と「ユタ」 ほか)
王朝の終焉と波乱の歴史(王朝の最期を見届けたエリート役人・喜舎場朝賢;明らかになる明治政府の考え ほか)

著者等紹介

上里隆史[ウエザトタカシ]
1976年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。早稲田大学琉球・沖縄研究所招聘研究員。琉球・沖縄史の気鋭の研究者としてNHKドラマ「テンペスト」の時代考証や、新聞・テレビでも活躍

喜納大作[キナダイサク]
1984年生まれ。沖縄国際大学大学院地域文化研究科修士課程修了。那覇市歴史博物館非常勤学芸員。ルーツは那覇士族紅姓喜納家。地域研究グループ シマミグイメンバー。南島地名研究センター幹事。インターネットラジオ「OUR OKINAWAわったーばんどー!!」で歴史文化を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫陽花と雨

14
テンペストを読んでいたら、琉球のことをもっと知りたくなって借りました。著者がドラマ版の時代考証をした方ということもあり、平行読みで、なんとなくで理解していたことを、おさらいして確認した気分です。欲を言えば、もう少し図や写真がたくさんあると嬉しかったかな。喑シン御門の図はテンペスト下巻にちょうど出てきて、想像が難しかったので、わかりやすかったです!戦争で焼失してしまったものもたくさんあると思いますが、様々な国に干渉されながらも、柔和に知恵を持って乗り越えてきた琉球文化をいつまでも残してほしいです。2017/09/25

m

3
平易な文章で新書のように難しくないのが良い。今度沖縄に行くときは琉球王朝のことがわかる歴史館や博物館に行きたいなぁ。2022/12/30

クロモジ

3
ほとんど知ることがなかった琉球王朝。世界史で独自に中国との外交が目につき、興味を持ちました。とてもわかりやすかったのですが、地図等あったらなおよかったです。ペリーの話は驚きでした。気になった事をもう少し掘り下げて知りたいですね。2018/12/30

みかりんご。

3
【図書館】琉球王朝についての入門書的存在の本。◆「テンペスト」を観て(原作本はまだ読んでナイ)いて、イマイチ分からなかった王府の役人についてや文化などについても解説しているのが嬉しい。琉球王朝については入門書といった感じ。この本を取っ掛かりにして、更に詳しく調べたい人はその道の本を読むということで。首里城の門と琉球の石造アーチ橋めぐりをしてみたいな。「王朝時代最後の聞得大君」という文字を見ると、高岡早紀さんを思い出します。2017/06/04

Hiroki Nishizumi

3
琉球王朝の近世史入門書。分かりやすい記述で良かった。楽童子、ベッテルハイム、牧志親雲上朝忠などについても触れてあり参考になった。2013/06/05

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