軍ファシズム運動史 (復刻新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 432,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309225739
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0021

内容説明

陸軍内部の動きを知る古典的名著。桜会の結成から二.二六事件を経て日中戦争前夜に至る、粛軍と新政治体制成立までの足跡。最新の文献一覧を新たに収録して復刊。

目次

第1章 日本ファシズムと軍部
第2章 桜会
第3章 五.一五事件
第4章 皇道派時代
第5章 皇道派と統制派の抗争
第6章 二.二六事件史
第7章 二.二六後
第8章 日本ファシズムの経済倫理
第9章 評伝・石原莞爾
第10章 日本軍隊の創設と発展

著者等紹介

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932(昭和7)年、山口県生まれ。1956年、東京大学法学部卒業。ハーバード大学、コロンビア大学留学、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学教授を経て、日本大学法学部教授を2002年に退職。法学博士。『昭和史の謎を追う』上下(文春文庫)で1993年度菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takeshi Kubo

2
昭和陸軍の内部動向を把握する本として、非常に参考となる基礎文献です。 ただ、個人的に特に関心を抱いたのは、本書の中の一章、「評伝・石原莞爾」で、石原をその外面のみならず、内面からも分析した上で、当時の日本において、独裁者になる可能性も存在したという説を提示しているのは、近年の石原研究と比較しても、とりわけ特徴的であると言えます。2014/10/20

onepei

1
力はあるしカネもある。政治も好き。そして外と戦いながら内部で争う。いろいろすごい組織だ。2012/07/28

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