出版社内容情報
城跡には、多くの戦国情報が詰まっている。全国各地の遺構を実地踏査・検分し、復元図としてその姿を明らかにする。城の攻め方、復元への過程を図解。2005年刊行「ドキュメント戦国の城」新装版。
内容説明
フィールドワークが生む復元ドキュメント。城が語る戦国ワールド。
目次
第1章 戦国の城を歩く(戦った城とは;戦国大名の居城;戦国大名の支城)
第2章 戦国の城を攻める(城攻めの種類;野戦の城攻め;先進地の城攻め ほか)
第3章 戦国の城を復元する(全域模型復元(1)鉢形城
全域模型復元(2)勝連城
水軍基地の復元 ほか)
著者等紹介
藤井尚夫[フジイヒサオ]
1947年、富山県生まれ。工業デザイナー。OA機器、家電、通信機器、宇宙開発、ロボット、教育機器などのデザインを手がける。歴史関連の仕事として、地方自治体の市史・町史編纂、戦国城郭の発掘・整備指導、歴史放送番組制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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YONDA
7
図解入りだと解りやすいので、ニヤニヤして想像しながら楽しく読めました♪今までに、数人の城郭研究者の本を読んだが、それぞれが通説に疑問を持ち、独特の考えを示しているのがとても興味深い。だからこそ「城」に惹かれる自分がいるのだろう。2015/01/19
わ!
0
面白い!内容は、天守閣を持ったような城ではなく、山城の様な城が多い。ただ。天守閣を持った城は、全国に今でもいくつか残されているので、想像しやすいのだが、山城の方は、石垣だけが残されているのみで、全貌が想像し辛い。その点においては、とてもその願望を叶えてくれるいい本である。