地図で読む世界情勢 衝撃の近未来〈第1部〉世界は今どこに向かっているのか

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  • サイズ B5判/ページ数 95p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784309225067
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

出版社内容情報

ますます不透明になる世界情勢――地政学から見た世界の地図200点を収録! 草思社刊のベストセラーから2年、ついに第2弾が登場! よりグローバルな視点から大胆に踏み込んだ未来予測。

内容説明

人口の問題―不均衡で流動化する人口が国力を一変させ、世界を再編する。新興大国「中国」の悩み―民主国家としての課題、地域格差と貧困。大国予備軍「インド」―不安定な経済、原材料の国外依存、近隣諸国との関係。新たな格差世界―経済的・社会的な分断、増大する移民の流出入。拡散する感染症と伝染病―経済のグローバル化と人災、世界的な規模での闘い。欧州連合(EU)に未来はあるのか―トルコのEU加盟問題、分断されたキプロス。地図は未来に「形」を与える。

目次

グローバル化で不安定になっていく世界
第1部 世界は今どこに向かっているのか(拡大していく世界;流動化する世界;広がる不平等;危険になる世界;弱っていく世界;ミニ国家の重み;世界のなかの欧州―EUに未来はあるのか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

太田青磁

8
拡大するEUとBRICSの台頭をメインに描きます。人口爆発、HIVの拡大は環境問題をふくめ地球全体のおおきな課題。先進国に生きるものとして、自国の経済の停滞だけを問題にしていいのか、課題を突き付けられます。国家が一時的に停滞している状態は、国民ひとりひとりが文化的な生活や国家の立ち位置を見直すチャンスなのかもしれないと感じます。2012/10/21

K

1
学生時代に読んだ本の近未来編。とはいえ刊行から年数が経っているので、アラブの春などが考慮されていないという事情はあるが、なるほどと思わされる分析も多い。中国やインドにおける産み分け、そしてエイズの蔓延とその事実があまり声高に言われていないことがこの先十〜数十年後にどんな影響が出てくるのか、怖いなと感じた。2016/03/25

のりみつ

0
なるほど地図帳よりはなあ2012/05/29

たい

0
グローバル化をテーマにしているせいか、世界全体を見渡しながらそこに共通する問題を語ることが多く、地政的な成分は薄め。概説本としては異色の切り口で地域的な問題を解説する他の3巻とは毛色が違っている。 全体として、池上彰に近い感じ?忘れがちな問題を思い出すためには良い本。2011/11/09

melon

0
マファイアと海賊がグローバル化に伴い今後復活するというのが怖かった・・・2010/10/29

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