日本原住民と被差別部落―菊池山哉考古民俗学傑作選

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224985
  • NDC分類 361.86
  • Cコード C0039

出版社内容情報

直観力とフィールド調査で、被差別部落研究に圧倒的な足跡を残した在野の碩学の、日本人の起源を探る、壮大な構想の精髄。前田速夫編

内容説明

その直観力と、徹底したフィールド調査で、被差別部落研究に圧倒的な足跡を示した在野の碩学の、郷土史から考古学、民俗学、宗教学を結んだ壮大な構想のエッセンス。

目次

1 歴史と民俗の闇(平家の末と称する特殊部落;甲州奈良田の人々 ほか)
2 エタ族の研究(長吏について;東国特殊部落の始源について ほか)
3 日本原住民史(原住民から観た上代史(抄)
蝦夷とアイヌ(抄) ほか)
4 木曾呂の研究(神社起原雑考)

著者等紹介

菊池山哉[キクチサンサイ]
1890年、東京府中生まれ。郷土史、民俗学、考古学。工手学校土木科卒業後、東京府の技手判任官を経て、東京市役所港湾課勤務。多麻史談会設立、『多麻史談』発刊。1966年逝去

前田速夫[マエダハヤオ]
1944年、福井県生まれ。民俗研究者。東京大学文学部英米文学科卒業後、新潮社に入社、雑誌『新潮』編集長などをつとめる。退社後は法政大学ほかで教える。著書に『余多歩き 菊池山哉の人と学問』(読売文学賞)などがある。「白山の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。