戦国武将 引き際の継承力

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309224978
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0021

内容説明

戦国武将に学ぶ。話題の直江兼続から、悲劇の山家清兵衛まで。将軍に始まり、軍師、城代、様々なタイプ14人の散り際の美学を紹介、いま、次代への継承、武士失業時代の生き方の転換に学ぶ。

目次

退陣して改革の推進力に―秋田藩主・佐竹義重
信玄が反面教師―福岡藩祖・黒田如水
次代のために汚れ役を―将軍・徳川家康
最後の将軍足利義昭への孤忠―御伽衆・真木嶋昭光
筋を通して浪人から復活―柳川藩主・立花宗茂
「どちへんなし」の大退陣―岡崎奉行・天野康景
後任者のため立つ鳥あとを濁す―京都所司代・板倉重宗
報復を見せしめと享受する武士道―老職・青山忠俊
「福島家旧臣名簿」は再仕官の切り札―広島城代・福島治重
主家を告発。暗君に示した忠誠心―黒田家家老・栗山大膳
失業武士対策の後、退任―老中・阿部忠秋
天皇を動かした男の命懸けの戦い―田辺藩主・細川幽斎
農業立国への構造改革―米沢藩家老・直江兼続
神となった男、決死の武士道―宇和島藩家老・山家清兵衛

著者等紹介

童門冬二[ドウモンフユジ]
1927年、東京生まれ。作家。東京都庁職員時代は、知事秘書、広報室長、企画調整局長、政策室長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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boyblue

1
本物の武士道とは主君をたて、地位に恋々とせず筋を通すことなのだろう。大名は横暴なこともしただろうが、上りつめた人間の采配は心憎いものがある。しかし、黒田官兵衛恐るべし。現代でいえば身の危険を感じて大統領選に出馬しなかったパウエル国務長官といったところか。2009/12/16

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