死体が語る歴史―古病理学が明かす世界

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224916
  • NDC分類 469
  • Cコード C0022

内容説明

骨やミイラに秘められた驚異の真実。ジャンヌ・ダルクの聖遺物の真贋やフランス国王の心臓の行方、吸血鬼伝説の謎…。歯の年齢や消化器に残った食べ物、骨の異状などから明らかになった驚くべき事実の数々!ミステリー小説のような語り口でその真相に迫る。

目次

だれが国王の愛妾を殺したか―アニェス・ソレルの遺骸の研究
頭蓋骨の中の壷―聖女アフラの聖遺物
頭蓋骨の杯と人間の皮のマスク(チベット)
フランス国王の心臓と遺体の行方
フランス国王の遺体の解剖と保存処置
ルイ十七世の心臓がたどった数奇な運命
「不吉さ」ゆえのローマの生け贄
チンチョロのミイラの皮(チリ)
アルゴスの骨(ギリシア)―二〇〇体の人骨に秘められた四〇〇〇年の歴史
ルーヴル美術館のギリシアの壷に隠されているもの〔ほか〕

著者等紹介

シャルリエ,フィリップ[シャルリエ,フィリップ][Charlier,Philippe]
1977年生まれ。医師(解剖・病理学、法医学)、文学博士(フランス国立高等研究院、第4学科)。パリ郊外のレイモン=ポアンカレ大学病院で検死医を務めるいっぽう、2002年よりリール第2大学とパリ第7大学で古病理学と医学史の講座を担当している

吉田春美[ヨシダハルミ]
上智大学文学部史学科卒業。フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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