名山の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309224695
  • NDC分類 291.04
  • Cコード C0021

内容説明

なぜ名山から寺院が消えたのか?近代アルピニズム以前の日本の山々の文化と歴史を、山男であり歴史・文芸評論家である著者が、渾身の力をこめ名文で綴る。恐山、八海山、天城山など三十篇を収録。

目次

第1章 東北の名山(恐山―本州最果ての死者の山;太平山―おいだら山の山鬼;安達太良山―噴火と鬼女伝説;飯豊山―伝説と信仰の深山)
第2章 関東の名山(谷川岳―歴史を秘めた魔の山;武尊山―日本武尊伝説の山妙義山―奇岩怪石の山塊;両神山―仏法僧の鳴く秩父の霊山;金峰山―巨石立つ奥秩父の名峰)
第3章 中部・北陸の名山(甲斐駒ヶ岳―黒駒伝説の白き山;北岳―歌枕の山甲斐の白根;鳳凰三山―岩峰と女帝伝説;天城山―踊子の峠と森林の山;笠ヶ岳―静かなる飛騨の名峰;八海山―甦った修験の名山;妙高山―失われた仏教浄土;剱岳―本邦随一の岩の殿堂;薬師岳―水没した信仰の村)
第4章 信濃の名山(飯縄山―秘法と忍法の山;蓼科山―牧歌の山麓と伝説;霧ヶ峰―古代遺跡と神事の高原;木曾駒ヶ岳―木曾山脈の最高峰;穂高岳―安曇族と穂高の神;常念岳―安曇野から望む伝説の山;有明山―失われた寺院と謎の神社)
第5章 近畿以西の名山(金剛山―役行者と楠木一族;高野山―弘法大使の聖地;英彦山―彦山派修験の一大道場;九重山―山名争いと失われた寺;祖母山―神話のふるさとの山)

著者等紹介

高橋千劔破[タカハシチハヤ]
1943年、東京都に生まれ埼玉県大宮市(現さいたま市)で育つ。66年、立教大学日本文学科卒業。同年、人物往来社に入社。月刊「歴史読本」編集長、同社取締役編集局長を経て96年退社。著書に『花鳥風月の日本史』(黙出版、尾崎秀樹記念「大衆文学研究賞」受賞)ほか。日本ペンクラブ常務理事、大衆文学研究会幹事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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hi

1
知ってる山だけ読んだ。穂高は信仰されてこなかったのか不思議だったけど、やっぱり確たる証拠がないみたい。奥まりすぎてるってことかな。白山が縄文の頃から信仰されてた跡があるってのはすごいなあ…。確かにそういう雰囲気あるもんなあ。「そういう感じ」っていうのがポイントかもと思う。うまく言えないけど…。2020/03/31

Mr.deep

0
元編集者って肩書は元ジャーナリスト並みの地雷案件だったこと忘れてた2019/08/04

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