内容説明
闇の支配者と魑魅魍魎がいま妖しげに蠢き甦る!すべての歴史・古典ファン、伝奇ロマン・京都好きに捧ぐ決定版。
目次
1 謎に包まれた希代の陰陽師、安倍晴明の実像(平安の都心部へタイムスリップ;闇のヒーロー・安倍晴明の正体 ほか)
2 陰陽師が霊戦を挑んだ怪物、モノノケたちの正体(人を食らう「鬼」の正体;悪霊たちと陰陽師の壮絶な戦い)
3 天・地・人を動かす闇の呪術、陰陽道の精髄(「陰陽五行説」;「鬼門」 ほか)
4 陰陽道に彩られた古代史驚きの真相(聖徳太子と陰陽道の謎;壬申の乱と陰陽道の関わり ほか)
5 恨みと恐れの魔界都市、平安京の秘密(平安朝と天皇;あまりに怪奇な平安京の城門 ほか)
著者等紹介
野火迅[ノビジン]
1957年、東京に生まれる。早稲田大学法学部を卒業後、出版社に勤務。長く雑誌、書籍の編集にあたる。退社後、執筆活動に入り、2002年、季刊『小説トリッパー』(朝日新聞社)に『聖徳の息子』を発表。日本の古代史、中世史を独自の視点からとらえ直し、斬新な歴史小説の書き手として注目を集めている
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