細川幽斎伝

細川幽斎伝

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309223551
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

処世の達人・したたかな幽斎の生涯。戦国の世を足利義昭、信長、秀吉、家康に仕え、しかも76歳の天寿を全うした幽斎とはいかなる人であったのか。京都・吉田神社の神主、吉田兼見の日記「兼見卿記」など、隠れた資料を援用し、乱世の狭間をしたたかに生き抜いた謎多き人物を解明する。

目次

第1章 最後の将軍足利義昭(下剋上;室町幕府再興 ほか)
第2章 神になりそこねた男(髑髏盃;将軍義昭の逆襲 ほか)
第3章 なにわの夢(三日天下;娘伊也の祝言 ほか)
第4章 天下盗り(証文破り;田辺籠城 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フランソワーズ

3
『細川家記』を基本にしながら、『兼見卿記』等の用いて、細川幽斎の生涯をほぼ時系列で著述。幕臣から織田家中の部将として忠功・武功に励む姿が、本能寺の変を境に”文化人”になっていったのがよくわかる。その辺り、かなり細かく日々の動向がおえるが、「家史」の性格を鑑みて、都度考察も加えている。ただ古い本であるため、所々に古い通説(信長と天皇や、長篠の戦いなど)が顔をのぞかせているのは仕方ないでしょう。2021/10/30

オノ版図

1
恥ずかしながら刀剣ブームに乗っかりまして、刀の持ち主の細川家に興味を持ったので。淡々と、ただ淡々と、いくつかの日記資料からの(特に整理されていない)抜き書きの羅列です。幽斎の何が分かった?と問われると、何も分からなかった…。2016/01/29

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