内容説明
世界的考古学者が探究する古代世界の驚異。遂に明かされる「七不思議」成立の謎と失われた巨大モニュメントの実像。
目次
第1章 ゼウス像
第2章 ロードスの巨像
第3章 アレクサンドリアの灯台
第4章 マウソロスの霊廟
第5章 空中庭園
第6章 エペソスのアルテミス神殿
第7章 ピラミッドと“不思議”の起源
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんかい32
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モアイやストーンヘンジではなく、ロードスの巨像、マウソロスの霊廟など、古代の技術者フィロンが七不思議として挙げた実在の建築物(ただしピラミッド以外は失われている)について書いた読み物。内容は濃く、知らないことばかり。そもそもぼくが聞いたことある不思議は空中庭園とピラミッドだけだった。またピッロ・リゴーリオとボマルツォ庭園のエピソードなど、後世への影響の話も面白い。ただ、文章自体は平易だけれど、話の内容があちこちに飛んだり、全体のつながりがよくわからない箇所がけっこうあり、読んでてストレスがたまるのは難点。2011/11/12
ipusiron
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1999/3/5読了