内容説明
江戸時代の女性の暮らしはどんなであったろう。衣装と髪型の流行りすたり、自立自営の職業人、結婚と離婚、遊廓や大奥に生きた女、学問・創作をした女、旅の記録、幕末期の女たちなど。男社会の陰でしたたかに生きた女性たちの思いがけない素顔の数々。
目次
第１章 衣装と髪型
第２章 女の仕事
第３章 密通と結婚
第４章 遊女
第５章 玉の輿と大奥
第６章 女と学問
第７章 女の旅
第８章 幕末の女
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れどれ
3
身なり、仕事、婚姻、学問といった項目別に、江戸時代を生きた女性の事情を、一般にはこうでしたよと説明しつつ、個別の魅力的な事例をすっぱぬいて紹介してくれる。このての本としては珍しいほどフェミニズムへの偏りが見受けられず、しかし女性の生命力や再生、気高さには寄り添うような敬慕がひっそり炊きしめられていて、著者への信頼を揺るがさず読むことができた。2018/09/08
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- 和書
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