内容説明
ヨーロッパ文明の基底に横たわる「謎」の先住民の全貌。類書の全くない未踏の分野を最新の発掘レポートをふまえて大胆に仮説、詳述する「フェニキア人」に続く歴史大著。
目次
1 暗闇から出てきた民族
2 ローマの悪夢
3 アレクサンドロスの後継者たちとケルト人
4 4人のギリシア人がガリアを発見する
5 それはヴォルガ河畔で始った
6 アトランティスが沈んだとき
7 ケルト・ヨーロッパの誕生
8 市民的な風貌の首狩族
9 死の管理人
10 ユリウス・カエサルの策略に満ちたゲーム
11 ウェルキンゲトリクスの無益な戦い
12 世界の果てへの遠征
13 蛮族の共謀
14 アイルランド、あるいは琥珀の中の蠅
15 未開の柔和なケルトの聖者
16 どこにもないケルト王国